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Sunday, January 18, 2009

不適切

優子、今晩はキムチ鍋したよ。腹いっぱい。
優子が死んでからはじめてだ、ナベしたのは。
子どもたちは、優子がいたときと同じように、ワイワイやっていたよ。

今日、anotherゆうこちゃんからメールがあったんだ。
いつもブログ読んでくれていて、コメントしたいけど、不適切かもしれないから我慢しているって。
そんなことないんだけどなあ。なにしろ、優子がいきなり死んだことが、極限的に不適切なわけで、それ以上の不適切はありえないから、どんなことでも言ってもらって構わないんだよね。もちろんその背後に僕らを悼んでくれる気持ちがあればだけど(当然、あるでしょ)。

今朝、こんなことがあったんだ。ゴルフのプロに買い物ついでに挨拶に行ったんだ。(まだ、レッスンはやらなかったよ。だって、そんな時間ないもの、忙しくて。)プロは、僕の顔を見ると、いきなり握手してきてさ(そんなこと普段やらない人だよ)、「予定をいっぱい作って、自分のやりたいことやって、できるだけ忘れることだよ!」と力説してくれたんだ(要するに、早くゴルフやれという意味も含まれているんだけど)。僕の趣旨からすれば、それはちょっと不適切なんだけど、そんなこと構わない。周りの人に何を言われようが、僕は僕のやり方を貫くし。
それより、彼なりに一生懸命僕のことを考えてくれたということが嬉しいんだ。その気持ちが確認できれば十分で、そこから発せられる言葉は何だって良いんだ。優子は、この気持、わかるよなあ。

5 comments:

  1. 優子です。
    Tiki、すいぶんがんばってるわね。ふだんのtikiらしくていいけど、あまり頑張りすぎないでよ。

    いきなり出てきて、こんなこと言うの心苦しいんですけど、あなた、プライバシーという概念を理解しているの?ちょっと書き過ぎじゃない?私のことは、もうそっちの世界では生活していないから、本当は恥ずかしいけど、まあ許すとして、問題は子どもたちのことよ。だって、お葬式に来てくれた人に宣伝していたから、結構たくさんの人が読んでるかもしれないでしょ。もちろん、来てくださった方々はそんなことないと信じているけど、うわさがうわさを呼べば、ブログは誰でも読めるんですからね。あなたは、職場でも友達の間でも偉そうにしているから、面と向かって言う人はいないかもしれないけど、子どもたちにいやなことを言われたらどうするの!?傷つくのは子どもたちなのよ。そこまで、ちゃんと考えてほしいのですけど。

    あなたが、喪の仕事をしたいのだったら、西の魔女さんとしっかりやればいいじゃない。ちょっと、そのあたりをちゃんと考えておいてね。ごめんなさい、こんなこと言って。でも、ちょっと気になったから。tikiがいろいろ書いてくれていること、本当は、私も、嬉しいのよ。そのことは、わかっていてね。

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  2. しもゆう、Tikiが何でも書いていいって言うから、書くよ。
    Tikiはいい旦那さまね。
    私ね、お通夜のとき、悲しくて悲しくて、泣いているのに、一瞬、ちょっぴり、うらやましかったのよ。苦しまないで、かわいいままで、こんなに愛してくれる旦那さまに抱かれながら息引き取ったんだな〜って。

    早く逝きたくなかったと思うよ。母としてお子さんのこと、心残りで仕方がない思うよ。Tikiと話し足りなかったと思うよ。逝ったタイミングは超不適切だけど、しもゆうは女としては幸せよね。

    (Tiki、やっぱり不適切でしょう。ごめんね。Tikiは想像を絶するつらさにいると言うのに。)

    しもゆう、さっき思いだした。何年も前だけれど、お兄さまの三茶のお家を訪ねたとき、階上のわが家に寄ってくれたんだって?私はあいにく不在だったって、K子さんから後で聞いて悔しかった。今はもっと悔しいです。

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  3. いや、不適切じゃないよ。
    優子は、思いっきり幸せだったんだ。それは西の魔女ともちゃんと確認したこと。僕だって、幸せだったよ。優子が死ぬまでは。
    今、その幸せを失って、初めて、今まで幸せだったんだということが理解できた。

    だって、uraraさんも、今、幸せだって思う?
    その渦中にいるときは、なかなかわからないよね。

    べつに、僕はいいダンナじゃなかったよ。
    優子がいるときは、こんなに話していなかったもの。
    話せなくなって、はじめて、もっと話したかったんだってことがわかるんだ。
    でも、もう遅いよね。取り返しがつかない。

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  4. もっと話したかった、って、どんなに、どんなにつらいことでしょう。毎日、「この話、帰ったら優子にしよう」ってふと思ってしまうような瞬間があるんだろうな、って胸がしぼられるような思いがします。

    優子さんは「一緒になってよかった」って言ったんでしょう?いい旦那だったんだよ、Tikiは。それをさらりと流してしまったというのは、後悔しなくていいよ。私はしょっちゅう素直に旦那に「尊敬してる」とか「そういうところ好きよ」と言ってるけど同じように聞き流されます。私が突然逝ったら、彼もTikiみたいに後悔するんだろうけど、女は愛されてたらわかるから、大丈夫よ。後悔してる姿は見たくないと思うよ。幸せにやってる姿を見たいと思うよ。

    でも、すべてをいつでも話せた相手がいなくなるなんて、どんなにつらいことだろうと胸が痛みます。

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  5. そうらしいね。西の魔女も同じこと言っていたよ。優子がそう言ったということは、僕もそう思っているってことを優子が知っていたから言えたんだって。

    男は、愛されていること、わかるかなあ?
    もっと鈍感で表現が下手かもしれない。
    本当は、心の中でいろいろ感じているんだけどね。それが、自分でもわからないのだと思う。

    優子にすべてを話していたわけじゃなかったけど、話したかったのだと思う。


    でも、こうやって話して、聞いてくれる人がいるのはとてもうれしいです。ありがとう。

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