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Wednesday, January 7, 2009

疲労感

優子。
今日は、なんだかずいぶん疲れたよ。あくびが出てしかたがない。優子が死んでから、こういう状態にはならなかったし、過覚醒が治ってきたと考えれば、良くもとれるのかな。
優子が逝ってから、祐麻がずいぶん変ったよ。急にしっかりしたというか、わがまま言わないし、パパとはスキンシップしたり、よく話したり。急に大人になっちゃうのもかわいそうな気もするけど。祐麻は泣かないねと言うと、実は、優子が倒れて緊急事態の時、ホテルに残されて、さんざん泣いたんだって。僕らの帰りが遅いから、何度も電話し、
僕が「ママが倒れたから、もうちょっと待っててね」
祐麻「えっ、転んだの?」
僕「うん、そうそう。」
祐麻「えっ、ほんと?死んでないよね?」
僕「大丈夫だから、もうちょっと待っててね」
というあたりの会話で、勘の良い祐麻ちゃんは、なんとなく感づいていたみたい。
その後、何度も、電話して、僕が出ないもんで、東京のおじいちゃんにも電話して。
僕からおじいちゃんに口止めしていたから、おじいちゃんから祐麻へは「パパから聞きなさい」
といわれるし。ただ事ではないことは、わかるよね。
やっとの思いで、ホテルに戻り、祐麻と湧仁に悲しい知らせをどう知らせるか、すごく気が重かったのだけど、祐麻は、僕が部屋に戻り、話す前から、もうパニック泣き状態だったから、そういう意味では楽だった。むしろ、けろっとしてテレビを見ていた湧仁に伝えるのがイヤだったよ。

一方の息子たちは、あまり変わらず、普段のままだよ。湧仁は変わらずおじいちゃんべったり。良い緩衝材になっているというか、ホントにおじいちゃんの子になっちゃうんじゃないだろうか。全もポーカーフェースで淡々としているけど、なんとなくさびしさを身体で表現しているように感じる。

子どもたちは、今後、どうなるのだろう?
すごく心配な一方で、どうにか乗り越えてくれるかもという期待もあるよ。
じゃあ、おやすみ。

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