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Monday, January 13, 2014

仙台への新幹線

仙台へ向かっていた。
3年前に開催されるはずだった大会が震災のために中止になった。街の機能が停止した。その後、復興して今年再度やることになった。

小山を通過した。
5年前、ここで講演を頼まれていた。しかし、その1−2週間前(だったか?)に優子を亡くした。電話で主催者に詫び中止にしてもらった。
その頃、私の心の機能が停止していた。

葬儀が終わり、授業はやった。でも、まともな授業はできない。「家族関係学」の授業で優子を亡くした体験を話して学生の前で思いっきり泣いた。授業でそんなことするかよ!思いっきり壊れていた。学生は一生懸命聴いてくれたけど。

亡くして2週間後にセンター試験の監督の仕事があった。とてもまともに判断できる自信がなかったので、頼み込んで監督から外してもらった。

優子を亡くしてから1ヶ月くらいかな。一見、ふつうに生活はしていたけど、心はマトモには動いていなかった。深い意味では機能を停止していたと思う。

Saturday, January 4, 2014

優子の夢

こんなこと書いてたからか、久々に優子の夢を見た。

子どもを連れて優子の職場へ行った。横断歩道を渡り、通りの向こう側にあるビルの中の小さなオフィス。狭い部屋に机が付いたパイプ椅子を並べてに座り、前で誰かがパワポでプレゼンテーションをしようとしている。なかなか出てこないので後ろに座っている優子に目配せして先に部屋を出る。

子ども「ねぇ、どうして先に帰っちゃうの?」
私「なかなか出てこないからだよ。」

ここは小さな翻訳出版社。優子は自分のやりたいことが出来るから面白いらしい。

Tiki from iPhone

Dear Tiki,

We wanted you to know that you and your children are in our prayers.
Celebrating Yuko's life and appreciating how much she's continued to give us all and to touch our lives, will we spend a quiet reflection time today for her and your family.

Thank you for keeping Yuko on your hearts. Yes, it has been five years. It has been the most challenging time for me and my kids, but we somehow managed to survive. The pain of loosing the beloved one can only be healed by beloved ones. Thank you for all your support. It means a lot to us.

Tiki from iPhone

Friday, January 3, 2014

5年目

長野駅から野沢に向かう急行バスの中で書いている。あまり書く気分じゃないのだけど、今しか書くヒマないんだもの。仕方がない。
あと1時間して野沢温泉に着いたら友だち家族と合流して、まる一日滑って、夜はワイワイみんなで飲んで食って、6日までその繰り返し。

はっきり言って、もう優子のことなんかどうでもいいんだ、、、と思いたい。
ちょうど五年前も家族スキーだった。今回はじんは受験生で家に残し、祐馬と二人でやって来た。あれ以来、優子を亡くした万座温泉には行ってない。行っても構わないけど敢えて行こうとはしない。でもスキーはガンガン行ってるよ。今シーズンも3回は行く予定だ。パウダー用のファットロッカーの板も新調した。そうだよ、前向きだよ!前傾姿勢をとらないとスキーはコントロールを失うんだ。子どもたちも仕事もどんどん前に進んでいってしまう。心も前に持っていかないと生活から取り残されてしまう。
ホントは5年前の心のままで留まっていたいのかもしれない。その方が楽でしょ!前になんか進めたくない。

いや、俺の場合はそうではない。前に行かなきゃ気が済まないんだ。優子がいた時だってそうだったよな。ひとつの所に留まることができないタチなんだ。
その一方で、留まりたい、進めたくない自分もいる。敢えてそんなこと確認しなくたって、ずっとそこにいるでしょ!
もうすぐバスは着いてしまう。忙しくしたい、身体と心を取り敢えず何かで満たしておきたい自分と、空っぽにして残っていたい自分がいる。
でも、今のところはそんなこと言ってられない。体力と社会的役割が落ちてくれれば少しはのんびりするだろうけど、今はそんなヒマはない。焦燥しているわけでもない。
この気持ちは1年経っても、5年経っても、10年も経っても多分変わらないだろう。このままでいたい。

ダメだなぁ、ぜんぜん書く気分じゃない。無理やり書いてる感じだ。

Tiki from iPhone