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Saturday, April 4, 2009

入学式と花見

Tikiさん
執筆意欲、まったく持って脱帽です。そんなに書いて大丈夫?
いや、大丈夫じゃないんです。だから書いているんです(笑)。
自分でも、よく書けると思うよ。
このペースで仕事の文章もかければ、仕事たくさんできちゃうのに、そっちの方は原稿ためっぱなし。
一難さってまた一難で、別の原稿締め切りが今月の20日。まだ、ぜんぜん書いていない!
なんで、ブログは書けるのに、そっちは書けないんだろう。
かといって、書くことが辛いだけかというとそうでもない。楽しくもあるんだよね。書いている内容は辛いことなんだけど、書いたものをみんなが読んでくれているってのは、安心感を持てるから。優子が死ななきゃ、僕のブログなんて面白くないし、あまり読んでくれないよね。
だいたい著名な作家とかエッセイストなんかもそうじゃない。逆境創造性を高めるんだよね。

子どもたちは柔軟ですからきっとTikiさんだけが辛い気持ちを抱え続けるのではとちょっと心配。

えっそうなの?子どもたちは、本当に柔軟?
もしそうだったら安心できるんだけど。
確かに、今のところ、3人ともあっけらかんとして元気だけど、内心は違うはず。深い悲しみを表現できないだけかなと疑っているのだけど、そうでなく、本当に柔軟だったらホッとするよ。自分の面倒は自分でみることはできる(と思う)けど、子どもの心の奥深くの面倒までは見れないから。

オマエ、児童精神科医じゃないのか?

人さまの子どもは治せるけど、自分の子どもは残念ながら治せないんだ。

昨日は大学の入学式。ピッカピカの浮かれた新入生たちが入学式を終え、学科単位で歓迎コンパの会場であろう駅周辺まで大挙して歩いているんだ。新しい友だちどうしの会話に夢中になって、まわりなんか見えないものね。道路いっぱいに広がってノロノロ進んで、歩きにくいといったらありゃしない。再来週からは、こいつらに授業やるんだよな。個々の学生はカワイイのだけど、こうピラニアみたいに大勢で押し寄せてきたら迷惑だよ。
僕にとって、微妙な年代だよな。3年後には、ちゅけがこの年代になる。(大学生になっているかはわからないけど。)こいつらの3年後は、僕が優子に出会った年代になる。

今日の並木道は桜も満開、人も満開。昼間っからみんな浮かれているよ。春なんだよなあ。世の中みんな、浮かれている。落ち込んでいる人にとって、一番辛い季節だ。まわりと自分との落差に触れ、自分だけ取り残されていくようで、ますます落ち込んでしまうんだ。

僕もそんな気分だが、正確に言うとちょっと違うかもしれない。
前に進まず、引きずっている部分もあるけど、そうでない部分もあるんだ。
昨夜は優子とも親しかった昔からの友だちとツーショットでゆっくり飲んだんだ。たくさん優子のこと話したよ。気持ちがとても軽くなった。
今日は保育園テニスママが猛チャージでとってくれた区営コートを譲ってくれたんだ。2時間、ゆっくりテニスを楽しんだよ。
浮かれた世の中とのギャップに戸惑いながらも、それに乗れている部分があることも確かだね。
でも、それは波のよう。押寄せたり、引いたりの繰り返しだね。

今晩は、子どもたちと一緒にもんじゃ焼きにしよう。

<Tiki式もんじゃのレシピ:4-5人分>
・2リットルのペットボトルに、小麦粉200gをどうにか工夫して突っ込む。そこに、粉末だしとウスターソースを適当に入れ、水で満たす。キャップをして、激しく振る。そうすると小麦粉がダマにならない。
・具はなんでもよい。細かく刻んだキャベツ、べビスタ、干しえび、薄切りもち、ひき肉、チーズ、ウインナ、キムチ、てんかす、あおのり、カレー粉、、、、
・以前は、キャベツで土手を作ってから水分を中に流し込んだりしていたが、最近では面倒なのでまず、温めたホットプレートに具を一面に投げ込む。適当に焼けたら、ペットボトルのお汁をホットプレート全体に流し込み、洪水状態にする。
・待つこと5分。僕はビールを飲む。待ちきれない子どもたちは半ナマ状態から、はがしを使って争うように食べまくる。

これから桜並木を通ってスーパーに買い物だ。

2 comments:

  1. もんじゃはとても美味しかったよ。
    でも、子どもたちとも話していたんだ、これはとても「もんじゃ」じゃないねって。なにしろ具が多すぎる。むしろ和風お好み焼きとでも言うんでしょうかね。今度、月島かどっかで本物のもんじゃ食べてみよう。

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  2. じゃなくて「和風ピッツァ」

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