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Saturday, January 23, 2010

犬のtrainingと再婚のincentive

カイ君は、できれば居間で家族と一緒に飼ってあげたい。でも、生後8ヶ月になってもtoilet trainingが不十分で、予期せぬ時に予期せぬ場所でうんち・おしっこをまき散らしてしまう。もうしばらくケージに入れて、ちゃんと自分のトイレの場所を覚えたら、放し飼いにしようね>子どもたち。

フィンランドのAndreは10年来の親友だ。精神科医で同い年。仕事で何度か来日してるが、今回、優子のことを気にかけてくれ、1日休暇を取り、会うことにした。お台場の大江戸温泉物語でふたりゆっくり語り合った。
オレたち、midlife crisisだよなあ。彼も3年前に奥さんと離婚したんだって。子どもも3人、うちの子どもたちと同じ年代だ。
でも、その後がいい。もう再婚したんだって。相手は35歳の日本人女性!おまえ、20歳以上違うだろ。しかも、、、、新たに子どもを作ろうとしている。ホントかよ!?
じゃあ、オレが美しいFinlandの女性を紹介してやるよ。
ハハハ、それは良いね!

今日は、仲間とテニス。吉澤先生は僕の中学時代の恩師。その当時からテニスをやっており、もう喜寿を過ぎているのに腕前は衰えていない!ホントかよ!?
僕と会うたびに気にかけてくれている。
「一年過ぎて、どうだね。子どもたちはどうしてる?」
「お陰さまで、元気ですよ。みんなスポーツに精出しているし。」
「Tiki君も、そのうち再婚なども考えているのかね。まだ若いんだから」
そりゃそうだ。先生に比べれば若いけど、、、

今日の午後、夫婦子育てサロンで、30代の女性曰く
「最近の30代の女性は結構しっかりしているから、同年代の男性は物足りなくて、40代の年上の男性が人気なんですって!」
「あの、僕50代なんですけど、、、」
「え~、先生なんて良い条件たくさん揃ってるから、もう大変ですよ!!」
まあ、そう言われれば婚活市場では高値がつくかもね。歳がちょっと気になるけど。

そりゃあ、理屈で考えれば再婚は十分可能だと思いますよ。
心から愛していた対象が急に消えてしまったから、僕の愛情エネルギーは減退することなく行き場を失っている。愛情がきれいごとではなく、困難を伴い、それを切り抜けてきた経験も自信もあるし。

だからといって、Andreみたいにすぐ新しいパートナーを求める気にはなれないなあ。
第一に、子どもたちのこと。
じじばばがいれば、子どもたちにとって「新しいお母さん」のニーズはそれほど高くない。むしろパパのニーズが高い。パパに新しい奥さんができることが、彼らにどんなインパクトを与えるのか、よくわからない。
第二に、僕がどう優子と新しいパートナーを折り合えるのか。こっちの方が問題だ。
初めの頃は、喪の仕事を終えれば悲しみと優子の想い出を消して、新たな気持ちになれるだろうと想像していた。でも、1年たって思うには、今後何年経ってもそうはならないでしょう。悲しみと優子の面影は消したくない、ずっと心の中に生きていてほしい。
優子と純粋に向き合ったように、新しいパートナーとも同様に、あるいはそれ以上に、素の気持ちで向き合いたい。でも、優子を心の中に飼いながら、それができるんだろうか?多分、優子がちゃんと行儀よくしてくれていれば構わないだろうけど、予期せぬときに暴れて(注)そそうしちゃったら、せっかくの新居が台なしになってしまう。
心の優子のtoilet trainingも、まだ不十分みたい。

注)たとえば、新たな人に愛情を向けようとしますよね。今まで20年間、それは優子に向いていたわけで、愛という感情の発露と共に、普段は薄らいできた優子のイメージが急にどばっとフラッシュバックしちゃうんじゃないかって。

まあ、Tikiさん、そこまで心配しなくてもいいんじゃないの?

ううん、どうかなあ、、、
少しボク自身の気持ちに臆病・慎重になり過ぎているのかもしれないけど、わからないよ。

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