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Wednesday, January 13, 2010

iPod family

うちのiPodが4台から5台に増えた。
僕は初期の頃、40GBくらい入るデカいclassicを持っていた。
優子は、
iPod touch を年初に購入、音楽はもちろん、スケジュール管理もこれでしています。最近は podcastvideo を入れて通勤途上などに見たり聞いたりしています。iphone も出たけれど、私は touch で十分満足。(昨年の年賀状より)
ちゅけは、小型のiPod classicを、祐馬はiPod nanoをそれぞれサンタさんからもらった。ちゅけはパンクロックを、祐馬はミスチルを入れ、片時も離さず聴いている。
それを見て、
次男)僕も欲しい!
父)じゃあ、とりあえずパパのiPodを使っていいよ。
ジブリなど、じんのお気に入りをインストールしてしばらく聴いていたが、すぐに飽きた。じんは、音楽よりもまだテレビゲームだ。

1月4日。
娘)ねえ、祐馬のiPodがこわれちゃった。修理に出してよ!
年末から言っていたことだし明日から仕事が始まる。今日行くしかないかな。
父)わかった、銀座のアップル・ストアに行こう。
1階のショールームでしばらく時間をつぶして、2階のカウンターで祐馬と僕が並んで座る。
店員)...では、交換いたします。
父)保障の登録情報は誰になってる?
店員)優子さまになってます。
父)あ、それ変えてもらえます?その人、もう死んじゃったので。
とたんに、カウンターの下で祐馬の蹴りが入った。
銀座から有楽町への帰り道。
娘)なんでパパあんなこと言うのよ!もう、まったく~!
父)だって、そういうのはちゃんとしといたほうが良いんだよ。名義変更でも死んだ場合とそうでない時じゃ微妙に違ったりするからね。
娘)そんなこと、向こうから聞かれたら言えばいいでしょ!
父)それでも良いけど、べつにこっちから先に言ったっていいじゃん!?
確かにママの死は、知らない人にポンポン言うことじゃないよな。祐馬の言うとおりかもしれないね。パパはその辺ちょっとヘンだから。
でも、パパが大切にしたいのは、子どもたちとの間では、ママのことを辛くても、悲しくても何でも自由に言えちゃうようにしておきたいんだ。だから、店員さんに言うかどうかとかは、どうでもいいんだ。その後で、祐馬とこうして話し合うことの方が、パパはよっぽど大事なんだよ。

優子のiPod touchは、この1年間、僕が形見としてずっと使っていた。優子の入れた音楽のコレクションを、そのまま手をつけずに。
父)銀座でiPhoneいじってたら、欲しくなっちゃった。ケイタイauから替えようかなあ。
娘)パパはそうやって、すぐポンポン衝動買いするんだから!!
長男)えっ、ホント!?じゃあ、パパが使ってたママのiPod、僕に使わせてよ!
父)いいよ。
ちゅけに渡すと、さっそくがっしりしたレザーケースをネット通販で手に入れ、ママのコレクションをすべて自分の好みに入れ替えた。
父)ねえちゅけ、CDアルバムの画像がうまくiPhoneに入んないんだけど、わかる?
長男)教えてやろうか?それ、ママに教わったんだよ。ついでに、YouTubeの入れ方も教えてやるよ。先輩に教わったんだ。
父)すごいね。パパよりずっと活用してるなあ!
次男)僕も欲しい!ちゅけの使ってたiPod、僕に使わせてよ!
長男)いいよ。
次男)でも、やり方がわからない。
長男)入れたいアルバム2-3枚持ってこいよ。
次男)アルバムってなあに?

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