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Sunday, January 24, 2010

死を身近に置くこと

お子様3人がお元気にすごしていらっしゃる様子をとてもうれしく拝見しました。奥様にとって何より気がかりのことだろうと思います。
私は数年前、がんの手術をしてから、死を身近に感じるようになりました。毎日生きている喜び、仕事ができる喜び、人と交流できる喜びを味わっています。生がいつ終わっても自然に受け入れられるような気がします。お若い時に心臓の手術をされたということで、奥様の心境もこれに近いものだったかと想像してしまいました。
素晴らしい生を送られたと思います。

優子も、普段はあまりそぶりを見せませんでしたが、よく想い出してみると、自分のいのちのはかなさを身近に感じていたのだと思います。
死を身近に置いておくのは圧倒的に悲しく、辛いけど、逆にそこからがはっきり見えてきますね。今まで、私は満ち足りて、幸せであることがdefaultの状態だったので、何が幸せで、何が喜びであるか、あまり見えていなかったのだと思います。それが、昨年来、悲しみが私の基底の感情になったために、それと対比する日常の何気ない出来事が、喜びであり、幸せであることを自ずから実感できるようになりました。

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