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Wednesday, January 27, 2010

教師のための大学授業:追加

あ、あと先生に。新しいパートナーも素敵ですが、私の一個人の子どもとしての意見としてはお父さんに彼女ができるのはいいけど、新しいお母さんが出来るのは嫌です!

そうね、大学生のみんなの立ち位置はまだ子どもだから、子どもの気持ちよくわかるんだね。
そう、子どもたちにとって、自分を産んでくれた大切な、ただひとりのお母さん、絶対的な存在だよね。
母親が生きていれば、子どもたちが成長するプロセスでゆっくり親から自立して、絶対相対的な存在に変えてゆけるけど、突然死んじゃったから、有無を言わさず突然親離れさせられてしまい、ママは絶対的な存在のままで子どもたちの中で生き続けるのかなあ。

パパにとって、ママはもともと他人だったんだ。付き合って、一緒に生活していく中で、パパにはなくてはならない絶対的な存在に変えていったんだよ。自分の存在の由来である親を選択する余地はないけど、パートナーは意図的に絶対化したんだ。だから、これから時間をかければ、再び意図的に相対化できるかもね。

パパの彼女ができても、「はいこれが新しいママですよ」なんて受け入れるわけにはいかないよね。もっと幼い頃だったら、保育園の先生みたいに新たな愛着対象を形成できるかもしれない。でも、思春期の子どもたちは時期的に、それまで培ってきた愛着を徐々に切り離し自立していく年齢だからね。たとえパパの彼女がどんなにやさしくしても、ウザいオバサンか、良くても年上のお友だちくらいだろうね。それでいいよ。
大丈夫、パパは君たちとケンカしようが、キモくて、ウザくても、しっかり君たちのことを見守っていてあげるから。それに、子どもたちだって、パパが与えるんじゃなくて、もうしばらくしたら自分自身で大切な人を見つけるよな。パパがママを見つけたようにね。

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