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Wednesday, January 27, 2010

出張による現実からの逃避

羽田空港Terminal 2にあるOrganicバイキング餉餉(けけ)は期待はずれだった。駒沢公園のは料理がすごく充実していたんだけどなあ(だからすぐにつぶれちゃったのかもしれないけど)。それでも、他のレストランに比べれば再訪する価値はあるだろう。

明日午後からの講演だから、無理すれば日帰りも可能だ。でも、それは疲れるだけ。じじばばに子どもたちを任せて、前日の晩から山口に入ることにした。
学会や講演などのひとり出張。今までは、接待とか、仲間と飲みに行ったり、ひとりだけだったら、宿近くのバーのママさん相手に恥のかき捨て的に酔っぱらってもいいのだけど。
優子がいた時、家や職場という日常から一時的に解放される泊まりの出張は楽しみだった。やった!、ひとりになれる!でも、実際ひとりになると、とたんにさびしくなるんだよな。せっかくの自由な空間を、誰でもいいから人かお酒で埋めようとする。

優子がいなくなってから、あえて寂しさを紛らわせないのもいいかなと思い始めた。そうすれば、悲しみと孤独の中で優子に会えるから。ふだん、仕事と子どもたちに振り回されていると、優子を出したくても出てこないからね。良いチャンスだ。
でも、よく考えれば優子がいない現実は、逃避したくなるほどの拘束力は持たなくなったなあ。優子は強い拘束力でもあったんだ。なにしろ僕の体の一部だったから重たかったよな。常に優子の眼差しを意識して、二人三脚がうまくいけばすごく楽しいし、歩調が乱れるとすごく負担になる。依然、子どもたちや仕事という拘束はあるけど、優子に比べればたいしたことないな。

以上、空港と飛行機の中で思案が盛り上がってメモしたんだけど、結局、宿に着いて風呂に入ったら、眠くなって孤独と優子には会えませんでした。まあ、骨休みになったからそれもいいけど!

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で、当日。午前中の2時間をつぶせるところないかなと探したら、湯田温泉街の近くに、気持ちの良い場所が見つかった。山口市立中央図書館。広い公園の中にある総ガラス張りの近代的な建物の中に広々とした閲覧室がある。これはいいな。しかも、ネットやPCも使える。早速手続きをして、今、そこからブログをアップしてるんだけど、問題は、アクセス速度が遅い、遅い!しかも、gmailをチェックしようとしたらフィルタリングではねられるし、やたら使いにくい。
まあ、仕方がないか。のんびりやりましょう。

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