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Friday, March 20, 2009

焦りまくり

優子のメッセージ読んで、はっと気がついたよ。
僕は焦りまくっているんだ。

今日のゴルフの練習も、ぜんぜん球がうまくあたらないんだ。一生懸命になればなるほど、変な方向に飛び出してしまう。コーチに見てもらって気がついたよ。焦っているんだって。スウィングのとき、前に行こう、行こうとして、身体が前の方に開いてしまうんだ。それは、僕の癖でずっと前からわかっていることなんだけど、つい無意識のうちにやってしまうんだ。

それとちょうど同じことが、僕の心にも起きているんだよ。
心の余裕がなくなっている。弱気になっている。

優子を失い、僕も、家族もバランスを失ってしまった。
ヤバい!
このままじゃ、絶対ダメだ。どうにかしなくちゃ
早く、生活と、気持ちと、子どもたちの世話と、すべてを立て直さなくちゃ。
このままでは不幸になってしまう。時間がない。
早く、次のパートナーを見つけなくちゃ。
このままじゃ、僕がうつか、何かの依存症か、神経症か、なにかわからないけど、ダメだ。
どうにかしなくちゃ。

そんな感じに、焦っているみたい。
そう、頭で理解したってダメなんだ。
ゴルフのスイングも、理屈でわかっても、ぜんぜん身体がついてこない。同じ動作をしてしまうんだ。コーチに指摘されているのに。

心も同様みたい。理屈じゃ、もっとゆっくり、焦らずにと言い聞かせているんだけど、身体がついてこないんだ。余裕がないよ。

考えてみれば、同じことが僕の患者さんにおも起こっているんだよな。
うつ病でも、不登校の子でも、ひきこもりの親でも、焦りまくっている。
危機感、自信のなさ、負い目の上に乗っかった焦りだ。
はたから見れば、そのことはよくわかるから、焦りを緩和しようと支援するんだけど、当事者としては、その枠組みに気づかないし、気づいたとしても、それをずらすことが困難なんだ。
今、自分がそういう立場になって、よくわかったよ。

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