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Monday, December 14, 2009

Releasing Yuko at 古着ショップ

亮子さんたちが仕分けてくれた衣類を今日、古着ショップに持っていったよ。お店でも、さらに仕分けしていく。お店で売れるものは150円/kg、それ以外は1円/kgで買い取られ、海外に輸出したり加工リサイクルされる。ほとんどは後者の箱に投げ入れられる。そりゃそうだよな。母・妹・娘が3人がかりで丁寧にひとつずつ仕分けしてくれたんだから。大きなビニール袋4つに詰まった衣類が600円也。値段なんかどうでもいいんだ、タダでもいい。世界のどこかで誰かが使ってくれれば、優子はまだ生きている。

僕の家と心の中から、これから優子を少しずつ放していかないといけない。
靴も、文房具も、お宝の日記帳や手紙類、古い写真も整理できずに山積みのままだ。
優子の希望で作った僕らの寝室のウォークイン・クローゼット。ふたりで使って狭くなっていたよね。衣類が入りきらずあふれていた。優子の衣類を出して、僕がひとり占めしているよ。余裕ができた。
心の中も同じだよ。いつまでも優子が僕の心を占領していたら、僕はこの先、生きてゆけないんだ。早くどいてくれよ!

帰り道、カーステレオから流れる徳永英明がよくなかったみたい。
祐馬は歌詞派なんだよね、パパはメロディー派だから。
流れる涙が止まらなかったよ。

古着やさんへ持っていったのですね。
良かった、、、忙しいのにがんばったね。
ゴミにするより気持ちはずっと楽ですね。

でも放したって心配しないで下さい。包んで整理したものの中には形見分け用の、あまり使っていない新しいもの以外にも思い出のありそうな服を残してあります。
例えば写真で笑っている優子さんが着ているいる服ひとそろい。
そばで見ていたじんが、あ、それママが1月1日に着てたと言った服。
何度も着た風なお気に入りだったと思われるポロシャツなどです。

何十年か先に余裕が出来た時、子どもたちと、またはひとりでそんな時があったなと他の思い出と一緒に整理できたらいいなと思っています。

亮子

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