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Wednesday, February 25, 2009

木山さんin夫婦子育てサロン

優子、

木山さんが新しいアルバムを送ってくれたよ。
このブログにも来てくれてるって。

僕の研究グループが、子育て支援活動の一環として、大学の近所の人を集めてやっている夫婦子育てサロンに、木山夫妻もずっと前から参加してくれるよね。優子も一度、参加したし。子育て中の夫婦が10人前後カップルで集まって、子育てとか家族のことを話し合うんだ。母親どうしで子育てのことを話し合うってのは、よくやってるけど、そこにお父さんも参加するのが、このグループのミソだよね。はじめは、熱心な妻が、気乗りしない夫をひっぱってくるパターンが多いけど、参加していくうちにお父さんたちがだんだんと変っていくのがよくわかるんだ。4人の子どもを連れて、たいてい遅刻して、夫婦でやってきた木山さんたちはどうだったんだろうか?奥さん、けっこう熱心だからなあ。

だから木山さんが、我が家のビックニュース!歌スタに出るんだと話し始めた時は、
まあ、がんばってください。今のうちにサインもらったら、将来高く売れるかな
なんて、全く冗談で言っていたことが、Dream comes true!
あっというまに紅白に出て、メジャーになっちゃった。

木山さんの歌は、家族の愛がいっぱい。友だちとして、家族みんなをよく知っているだけに、アルバムを聴けば、情景がストンと心に入っていくよ。
ヒット曲homeは、優子の葬式中流していたので、僕らにとって悲しい曲になっちゃった。
あと、アルバムに入っていた二つの曲
ふたりでお茶して、帰ってきたら子どもたちが出迎える情景
心が震えながらプロポーズする情景。
どうしても、優子と僕の情景とクロスさせてしまい、自然に涙があふれてくるよ。
木山さんが歌で、僕がブログで、表現しようとしているのは、家族の深い愛情・かけがえのなさだよね。
こう言ってしまったら、あたりまえのお題目のようで迫力なくなるけど、
歌にしたり、家族を亡くしてみると、そのことがすごく実感として迫ってくる。
本当に切なくなるなあ。

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