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Thursday, November 12, 2009

Happy Birthday!!

優子

46回目の誕生日、おめでとう!
ハッピーバースデーの歌、聞こえた?
ケーキは優子の分も子どもたちが食べちゃったよ。
去年までは「一緒にがんばろう」とか「これからも、よろしく」とかカードに書いていたけど、今年からは僕の心の中の優子に語るしかないよな。

正直、まだ優子を心のどの辺に置いたらよいか、よくわからないんだ。
3月くらいまでは、そうとう暴れていたよな。
圧倒的な悲しみに加え、後悔とか、怒りとかが洪水のように溜まってきて、一生懸命あふれる気持ちを掻き出していたよ。いろんな人に気持ちを話して、たくさん泣いて。
4月に納骨を済ませた頃から、少しずつ水位は下がってきたけど、まだ水浸しだったかな。後悔や怒りは静まり、悲しみに収束してきた。
これで、優子の誕生日や一周忌が過ぎて、自然に引いていってくれるといいのだけど。

優子は愛着という、心の一番大切な席にいたんだよね。
生きていた時は気がつかなかったよ。
急に空席になり、僕はどうしたらいいんだ!?
代理の人を立てようかとも思ったけど、とても無理だね。
残りの人生、このまま一番大切な席を空席にしておけっていうの?

優子を消そうかとも思ったんだよ。
たくさん悲しみを吐き出したら消えてくれるかなって試してみたけど、それも難しそう。
なぜなら僕自身、優子を消したくないから。

じゃあ、どうすればいいの?
横っちょの上の方に、新たな特別席を設けて、そこに鎮座してもらうとか。
でも、そういうのもイヤだなあ。なんかいつも斜め上の方から監視されているみたいだよ。

少なくとも、子どもたちの心にはずっと居てほしいからね。
親ってそうだよね。子ども時代は、一番大切な席にいた。でも成長していく中で、自然にその席から離れていった。
(今は、別の意味で、大切な席に居るけど。)

そうか!
執着しなければ、ふつうに居てもいいんだ。それほど気にしないで。急に出て来ても、急にいなくなっても、いちいちびっくりしなくても済む。
優子もそうなってくれないかなあ。
僕の心にもずっと居てほしいんだ。
でも、ヘンな時に出てきて、僕の人生のじゃましないでくれよ。
わかってるよ、優子はそんなつもりは毛頭ないってことも。
僕の勝手な思い込みだからね。

じゃあ、こうしよう。
僕と子どもたちの心をくっつけて広くしておくから、その中を自由に吹き渡っていてよ。そうたびたび出て来なくてもいいと思うから。
でも必要な時は呼ぶから、すぐに出てきてね。

1 comment:

  1. ママ

    ママがいなくなっちゃっても、ケーキを食べる回数は、今までと一緒なんだよ!!?5回ちゃんと!
    だからママもみんなの回数、ちゃんと祝ってね!
    もう、ママも46なんだね!?おばさんだね!
    でも、ずっとゆまのこと、見ててね!?で、時々助けてよ。
    時々って言うか、いつもだから。わがままは終わらないね。ごめんね~~!!じゃ、バイッバーイ!!

    by ゆま

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