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Tuesday, November 10, 2009

優子が離れない

まだ、優子が離れない。
今まで、一生懸命優子を失った悲しみを表現して、優子のことを客体化しようとしてきたんだ。でも、まだ駄目だなあ。
優子は、ぴったり僕の心にひっついていて離れないよ。
よっぽど優子が生きているときのほうが楽だった。ちがう物体として存在していたから、ムカついてケンカしたり、忘れていることもできた。
でも、物体としての優子がいなくなっちゃったから、優子は僕の心の中にしかいなくなった。(もちろん、子どもたちや他の人たちの心の中にもいるけど⇒それを、一周忌で出し合おう!)
理論的に考えれば、優子ぐらい素敵で、関わっていく中で素敵なパートナーになれる人は、この世の中にたくさんいるはずなんだ。でも、そうは思えない。

もともと、付き合う前は優子と他人だったんだから、いなくなった今、また優子が他人になってくれればいいんだ。そうしたら、「ああ、そういう人がいたね」、って過去の人のこととして懐かしく思い出せるのに。

別の人ができれば、自然に離れてくれるのか。
それとも、優子が離れてくれないと、別の人はできないのか。
わからんね。

他人=愛着対象ではない人

(多摩サイを走っていて思いついたメモより)

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