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Saturday, November 21, 2009

祐馬とバトル

なんか、懐かしかったなあ。
優子とのバトルを思い出す。

夕食後の祐馬との会話。
カイ君を動物病院に祐馬が連れていくか、パパが連れていくか、どちらでもいい単純なこと。でも、お互いに譲れない。
父)それは、祐馬の仕事でしょ!
娘)パパは口だけで、ぜんぜん家のことをしないじゃない!ゴルフとかテニスとか、自分で勝手に予定を入れちゃって!

言い方まで優子そっくり。
しかも、絶対に引かない。あくまで主張する。
これは、祐馬のキャラなのか、両親のバトルを見て学習したのか?
ちゅけは、こういう場合、口答えせずすぐに引く。
いつの間にか食卓から静かに身を引き、後でテレビを黙って見ている。

祐馬も涙を流しながら、一生懸命応戦する。
表現は稚拙だが、論旨はそれなりに通っている。
僕が第三の対案を出したりしているうちに、結局、僕が引き、祐馬の主張が通る形で落ち着いた。
僕が引けば、祐馬も引く。
僕が押せば、祐馬も押す。

妹)ねえちゅけ、テレビの音うるさいんだけど!
兄)もう(バトルは)終わった?
妹)うん。

その後、祐馬はひとり親のベッドにもぐり込んでテレビを見ている。
ほとぼりが冷めてから、
父)祐馬は口ゲンカ、上手だね!
祐馬はニッコリ、ホッとした表情を見せる。

優子も、始めの頃はちゅけタイプだった。
夫婦対立しても、ムカついたまま引っ込め、ブスっとしていた。
それが、子育てが始まった頃からか、祐馬のようにしっかり主張するようになった。
初期は僕の連勝、最近の4-5年は優子の連勝だった。

歯に衣着せず自分の言いたいことを思いっきり言い放す。
その後の、譲歩と和解。
Positive/negative入り混じった濃密な関係。
それを何度も繰り返し、優子との濃密な関係を築いてきた。

優子がいなくても、祐馬がいる。
思春期を卒業するまでは、僕のバトル相手になってくれるかな。

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