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Tuesday, April 3, 2012

ちゅけへのはなむけ:学歴

親の壁を乗り越えていく。
親が自分と同年代だった頃の土台に達することができれば乗り越えたことになるよな。
土台の高さ=大学の名前(学歴)
ってやっぱ関係するんだろうな。人生における大きな土台だし。
そういう意味じゃあちゅけはパパやじじにちゃんと肩を並べているよ。
高さを何で測るか?
偏差値は高校や予備校の先生の営業成績みたいなもんだ。
まだ日本が貧しかったころ、限られた人しか物質的に豊かになれなかったので、狭き登竜門から入って少数の選ばれた人の中に入ることが幸せへの道だったんだ。
でも、今は違うだろ。日本では経済的・物質的には多くの人が豊かになれる時代になった。
でも、格差はあるよ。
格差社会:勝ち組と負け組がある。決して機会均等とかいうわけじゃない。
でも、そのどっちに行くかという選別方法が昔と今ではかなり違うんだ。
昔、経済が成長して拡大志向のころは守られた社会だった。身分社会の名残りだったのかね、一旦キップを手に入れたら、一生有効だったんだよ。良い大学のブランド名で良い会社に入り、一生雇用してくれる。つぶれることはない(と思っていた)。家族だって、結婚すれば奥さんがしっかり家を守ってくれて、一生離婚せずに添い遂げることができた。
でも今は違うでしょ。集団性は崩れ、個人主義の競争社会。右肩上がりは期待できないから大きな会社だってどれほどもつかはわからない。終身雇用制は崩れ、転職するのは当たり前。家族だってシングルや離婚が当たり前。結婚したら一生御の字なんてことはない。
つまり、登竜門のキップの有効期間がすごく短くなっちゃったんだ。
偏差値というキップは大学を選ぶモノサシにすぎず、社会やパートナーは記憶力や計算力が良いオタクっぽい人を求めてはいない。もっとマトモな信頼できる人間:しっかり考えることができて、身体も心も健康・強靭で、経済的・心理的・生活的に自立している人。
昔はオトコが経済、オンナが生活と分業体制だったからおじいちゃんみたいに「男子厨房に入らず」でやってこれたけど、今は違うからな。素敵なパートナーをゲットするには炊事・洗濯もできて当たり前なんだから。
身体の健康さ・強靭さ。これはまだわかりやすいよな。
心の健康さ・強靭さ。これはパパの専門だから、またゆっくり丁寧に説明してあげよう。

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