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Saturday, April 7, 2012

大学の入学式

子どもの学校行事(入学式・卒業式)は保、小、中、高、大と上がるに連れてつまらなくなる。


今まで何回くらい出たかな〜? 優子を元号とすれば、優子前15年くらいから保育園が始まって、いまは優子3年。保育園は入園式はなくて卒園式だけ。在園生の親も毎年出てたから9回くらい?その後三人の子どもたち×校種×2(入学式と卒業式)=15回くらい?優子前は二人で出席、優子後はひとりで。優子後だけでじんが2回、ゆまが4回、ちゅけも4回、計10回。去年はじんのが2回、この春はちゅけとゆまだから4回。夫婦連れが多い中、ひとりでの参加にもだいぶ慣れた。

子どもが大きくなるにつれ、保護者との距離が離れていく。保育園では膝の上に乗っていた。小中学校ではひとりずつ壇上に立ち、校長から卒業証書を受け取る姿を確認できた。高校では総代のみ、かろうじて花道を通る姿を見るくらい。
大学なんてもっとひどいよね。なにしろ2600人いる。元職場大学の2.5倍。コンベンションセンターすべてを借りきり、大ホールは入学生で満杯。保護者は小ホールから会議室から、他の部屋すべてに分散して、スクリーン越しに見るだけだ。だいたい保護者が来る意味あるの?オレの時は来なかったよな、たしか。でも、よくもまあたくさんの親たちが来ているよ。しかも両親そろって。大学生になっても子どもは親の所有物なのかねえ。この調子で大学卒業式まで来るわけ?
まあ日本の大学は入るのが難しく、出るのは簡単だから入学式は「お祝い」かね。
アメリカの大学は入るのはまあまあ、出るのが難しいから卒業式がお祝いらしい。


子どもの姿は確認する由もないが、まあ、エンターテイメントとしては飽きなかった。総長の告辞(っていうんだ!?)は短めに。式後の谷村志穂のスピーチは長めだった。30年前、私が入学したころは、、、ってなノスタルジックな話は親世代には共感できても学生には受けない。ちゅけは、話長過ぎ!寝ていたよ!と文句を言っていた。まだそんな話をされてもわかんないよなあ。
バンカラ応援団のパフォーマンスに男声合唱団による応援歌。なんかオトコばかりじゃん。学生の7割が男子。国立大学で最も多い12学部のうち、理系が8つ(農・理・工・医・歯・獣医・薬・水産)。教育学部単科の女子優位の雰囲気とは対極にある。まあね。北海道開拓の歴史。フロンティア魂。クラーク博士も「少年よ!」だったもんな。
谷村さん曰く、これを女性に言い換えるとぜんぜん違う意味になっちゃうんだって(笑)
『少女よ、大志を抱け!』
彼女も「結婚しないかもしれない症候群」以外にずいぶん本書いているんだ。
彼女自身は当然結婚してないの?

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