Send your message to lettertoyuko@gmail.com


Sunday, July 5, 2009

Tikiさん

Tikiの心の重みがつたわってくると、私の心も悲しみで重くなります。
より重くなる、といったほうがいいのかもしれません。

Tikiが私の心の中にずっと住んでいて、会えない苦しさ、離せない苦しさ、一緒に暮らせない苦しさ、触れることのできない苦しさを感じているのは、私も同じです。だから、あなたの心の重さが直に私に伝わってくるのです。同じ重さを私も同時に感じているの。

私もこちらへ来て、いろいろな人に会ったわ。皆に良くしてもらっている。
でも、Tikiへの愛情と他の人の思いやりは別のものじゃないか?って感じるの。良くしてもらって、本当に有難いのよ。感謝しているの。皆に支えてもらわなかったら、こっちの世界でも生きていけないくらい。でも、やっぱりあなたを失った心の空洞を埋めるものはないような気がする。それだけ、あなたとの関係は特別なものだった。子供と私の関係も特別なものだわ。でも、親子の関係と夫婦の関係はまた違うもののような感じがする。子供たちもTikiも愛しているのよ。でも、何か質が違う、相互補完できない愛情のようなきがするの。

心の隅で、すこし嬉しいの。21年一緒に暮らした私だからこそ、Tikiがこんなに苦しんでくれているんだ・・・って思うと。ごめんね。意地悪じゃないのよ。私も辛いの。21年一緒に暮らしたTikiの代わりがいないの。だから私も苦しいの。心が重いの。

無理をして悲しみをとめようとしないで、悲しいときはきっとTikiもこの悲しみを感じてくれているんだ、って思いながらやっていきます。苦しいけれど、Tikiが好きだから苦しいんだ、って思います。Tikiが、私を失った悲しみを必死で何かで埋めながら、私を失った子供達のことを心配して懸命に育ててくれているのが毎日ひしひしと伝わってきます。有難う、Tiki。これからもずっと見守っています。Tikiと子供達のこと。Tikiさん、私の夫でいてくれてありがとう。子供達、私の子供でいてくれてありがとう。

今とてもTikiの背中に触れたい・・・

No comments:

Post a Comment