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Sunday, March 11, 2012

父と息子の函館紀行(2)

ちゅけ、それはナイスだ!
オマエがそこまで深く考えていることを知って、父親は嬉しいよ。
ある意味、家族やまわりの人の想像を裏切ったな。でもそれは好ましい裏切りだ。
背伸びしていない、否定的ではない、オマエらしい選択肢だ。それならパパも応援するぞ。

函館キャンパス、良かったよな。
ひとつの学部のキャンパスとしては大したものだ。
自分の人生の2年半を、あそこに投影できるか?

北海道のお鮨は美味しかったね。
イクラやエビがとっても甘かったね。
ちゅけとふたりで美味しいものを食べながら、じっくり本音で話せたのは父親の至福の時なんだぞ。

でも、現実はオマエが想像している以上に厳しいかもしれない。
自由であることほど魅力的で、なおかつ恐ろしい選択肢はないんだ。
だって、今までは親のいうまま、先生のいうまま、社会の規範のいうまま、それらに従ってきたもんな。それらから決別し、自分の規範で行動するって難しいんだぞ。慣れれば楽しいのだけど、慣れていないと失敗して自己嫌悪のスパイラルにはまってしまう。
でも、ちゅけはその落とし穴にも気づいているんだよな。気づきながらも嵌ってしまう恐ろしさも一応わかっているみたいだし。
パパはちゅけを応援するぞ。
というか手取り足取りの応援はしない。
でも、遠くからしっかり見守っているからな。

ちゅけは思いっきりスケールの大きな人間になれ。
思いっきり、自分の人生を噛み締めて、楽しむんだぞ。
ちゅけはそれが出来る。

今晩はパパはもう寝るけど、明日のホテル朝食で、もう一度しっかり話そうな。

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