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Friday, January 15, 2016

父の終焉日記2

2016年1月8日
いよいよ、最後の時になった。
7日の早朝にトイレに行こうとして倒れ、起き上がれなくなった。
昼に往診に来た医師の判断で日赤に緊急入院となった。
おいおい、自宅を「終の住処」するはずじゃなかったのかよ!?
病院に運べば、そこで終わってしまう。
年末12月にも外来で貧血が見つかり、入院したけど、輸血しただけであえて検査もせずに退院した。もうそれで日赤の通院は卒業したはずだったんだけど、今回は在宅医の判断で病院に運ばれてしまった。
あえて追求はしないけど、脳内出血による片麻痺を疑ったではないだろうか?
それを確認するための検査が目的だったんだろうか?
よくわからないけど、まあ良いや。

家族の死に向き合うのはとても辛い。
優子の時よりははるかに楽とはいえ、一応、気持ちを、書き出すニーズがあるレベルには達している。

入院した父は、生きるエネルギーが一晩で落ちた。
初日は妻を気遣う余裕もあり、おばあちゃんに迷惑かけるから、入院でも良いかなと言っていたのに、二日目になると駄々っ子みたいな自己中になり、「家に帰りたい」の一辺倒だ。右上腕が麻痺してしまった。そのことが父自身ショックで、がんばる意欲を失わせたようだ。

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