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Saturday, November 13, 2010

出張の帰り路

ゴメン。
出張の帰り路って、なぜか心が空っぽになり、とても寂しくなるんだよ、きっと。
往きとはぜんぜん違うんだ。これからひと仕事だから、すごく張り切っている。僕はたいていギリギリにならないとエンジンがかからないから、間際まで準備で忙しい。頭の中は仕事のことでいっぱい。それでもエネルギーが余ったら、今回なんかスポーツ・ジムでエアロビをやっちゃったよ。なんか、満ちてるよね。
仕事は、たいていうまくいくんだ。若い頃は失敗ばかりして帰り道は落ち込んだり憤慨してたりしたけど、最近は年の功かうまくいっちゃうんだ。というか、そう思い込めるほど鈍感になっちゃった。失敗したら、いつまでもくよくよそのことを考えるけど、うまくいったら、それ以上考えることはない。仕事関係を頭の中から放出releaseしてしまう。
家に戻れば日常の現実に埋没し、空っぽなんて言ってられない。
帰り道は、まだ現実に戻る前のエアー・スポット。仕事でもない、日常の現実でもない、第三の世界が広がるんだ。
あれ、ボクの戻るべき現実ってどこだっけ?
ふと一瞬、道に迷ったように見当識を失い、わからなくなってあたりを見回す。
あっ、そうだった。
子どもたちの顔を見たくなる。
2年前まで優子がボクの現実だった。優子に会いたくなる⇒会えないからとても悲しくなる。

新幹線の中でこれ書いていて、この気持ちもreleaseしようとしてま~す。

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