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Friday, November 19, 2010

「家族関係学」第x章:伴侶喪失後の家族再構成

本来、伝統的な家族の機能・目的は、
1)生活の維持・安定(経済的、日常生活の衣食住的)
2)次世代育成(子供の妊娠・出産・子育て・社会への自立)
である。

それを果たすための手段としての家族の要件;
a) 他者を求め、他者に求められるという愛情関係に基づく信頼関係
b) その関係の安定性・永続性
が必要となる。

家族ライフサイクル上、出産・子育て期を終えたのちに伴侶を喪失した場合、
しかも、上記(1)、(2)の目的がすでに達成されている(あるいは、もう少しで達成される)場合、その後の家族再構成において、上記(1)、(2)はその目的とならない。
その場合、(a)と(b)が手段ではなく、主な目的となる。

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