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Wednesday, November 24, 2010

成田で見送り

祐馬、元気で行ってらっしゃい!
今、どんな気持ち?
ドキドキ、ワクワク?
そうでもないって!? まあ、春に既に行ってるしね。
でも、今回は1ヶ月。けっこう長いよ!
でも大丈夫。祐馬ならぜったいhome sickにならないから。もし万が一そうなったら、Ryokoさんに抱きしめてもらいな!

パパが初めて海外に旅立った時のことを思い出すよ。
まだその頃は成田もジャンボもなかったからね。羽田からちっこいDC-8機で、アラスカのアンカレッジ経由でサンフランシスコまで行ったんだよ。パパの頃は今と違って高校生が海外に行くなんてすごく珍しかったから大変だったよ。さっきロビーにいた会社っぽい人たち、輪になって多分海外駐在の人を見送っていたでしょ。あんな感じで高校のクラスの友人たちがたくさん来てくれてね。
「Tiki、がんばれ!」とかホントにのぼりを作ってきて、胴上げして、そんな時代だったんだ。
パパは高校で初めての海外。
祐馬は家族とは何度も言ってるけど、ひとり旅は初めて(前回は飛行機のお子様サービス付だったからね)。
パパは、100人くらいの仲間との団体旅行。でも、向こうでは全く知らないAmerican Mom and Dadの出迎え。
祐馬は良く知ってるママ(的)友が待ってくれている。
パパは高校3年生。
祐馬は中学2年生なんだよなあ。
パパは、その時、世界に向かって旅立ったんだ。そして、今のパパがいる。
祐馬は、もういつでも旅立っていいよ。パパがここでしっかり見守っていてあげるから。安心して、思いっきり大きくなりな!

パパのときは、パパのママ(おばあちゃん)とそのまたお母さん(祐馬のひいおばあちゃん)も見送りに来てくれてね。やっぱ、泣いてたよ。高校生のパパにとって、その涙はちょっと重たいというか、むしろ重たいかどうかも考えるのも面倒だし、何も感じなかったけど。今、娘を送り出す立場になって、初めてその気持ちがわかるよ。
でも、パパは泣かなかったでしょ!? 全然、平気だし。
泣くとしたら、祐馬とvirgin roadを歩くときくらいだよ、きっと。

そうだ、それにママだってしっかり空と海から祐馬を見守ってくれているよ。比喩じゃなくて、ホントだよ。だって、久米島で流したママの原子のひとつか二つは、きっとPerthにも届いているから。

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