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Saturday, June 27, 2009

映画『精神』


今週は忙しかった!!
連日、昼の部、夜の部の仕事があり、子どもたちとも十分時間を共にできなかった。
今日明日の週末はひと段落。これから子どもたちと一緒に、久しぶりに華鳳へ定番食を食いに行こう!

そういえば、忙中、映画「精神」を見てきた。
一地方都市の精神科医院にカメラが入り、精神病者たちの日常を、彼らの目線から映した、こういうの、ドキュメント映画というのかな。目線の低さという意味では、北海道のベテルの家に似ているが、それほど彼らをエンパワーしようとするわけではなく、自然体で現実を淡々と映し出されている。

やっぱり、「異常」なんだよね、こうやって健常人から映し出されると。でも、この異常さって、このような明確な形ではないにせよ、誰でも持っているものなんじゃないかな。それを、あえてカーテンの向こうに押しやり、自分はこちら側に居るつもりになることで、安心しているのかも。でも、本当は、だれもそんなに安心できないものだし、逆にいえば、その不安定さを自分の日常として受け入れれば、あえてカーテンを引いて区別する必要もなくなると思うんだけど。

残念がら、実際は、まだまだ精神医療がタブー視されている現状は否めないですな。
僕がいるクリニックの世界は、もっともっと、普通の人たちなんだけどなあ、、、

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