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Friday, April 23, 2010

TV見ました!

本当にご無沙汰です。
今朝、時間を知ろうとTVのスイッチを入れたら、画面にいきなり先生が!
ビックリしました!!!
でも、嬉しかったです、お元気そうで。


何度もご連絡しなくては、と頭には浮かんでくるのですが、何にも動きに移せず申し訳なく思っておりました。本当に色々な思いが浮かんできます。頂いたご家族の写真、ずっと大事にさせていただいています。


娘とも時々お子さま方の話をします。彼女も大学生になりました。元気に国際関係を学んでいます。お子達は皆さまお健やかにお過ごしでしょうか。ご一家と、カナダでご一緒できた時間が夢のようです。


先生もずっと若者支援を続けてくださっているのですね。でもくれぐれもご無理のないように。私たちには想像も出来ないような感情の波の中で過ごされた1年余り、ずっとひたむきに動き続けてこられたのではないかしら、ムリせずにはおられなかったのではないかしらと、勝手な心配もしております。


でもきっと先生のことだから、上手にさばいておられるのかなとも想像しますが、先生やご家族皆様の平安を何よりお祈りいたします。
先生の研究室は以前と同じですか?
ますますお忙しい事とは思いますが、お目にかかる機会があれば嬉しく存じます。
最後になりましたが、優子さまのご冥福を心からお祈りしております。突然のメールで、失礼いたしました。


心温まるメールありがとうございます。
TV出演依頼が来た時、本当は断ろうと思っていたんですよ。学者がメディアに晒されると、余計なお釣りがいろいろくっついてくるので。でも、祐馬に話したら、
「出て、出て!みのもんたのサインもらってきて!」
とせがまれ、しぶしぶ(でも、多少はやってみようかなという色気もあって)出演しました(サインはもらいませんでしたけど)。結果的に、子どもたちに父親の仕事ぶりを見せることができ、またこうやって何人かの親しくしていた方々から、「見たよ!」とご無沙汰の連絡をいただけるのが予想外の喜びです。

そうですか、娘さん、もう大学生なんですね。うちは長男が高2、祐馬が中2、じんが小6です。子どもたちの成長は目を見張りますね。幸い、彼らはとても元気に毎日を過ごしています。

私にとっても、この一年余り、「人には想像もできない」ような心の痛みの中で過ごしたことは、心の専門家としては貴重な体験でした。人って、どうにか生き永らえるものなんですね。私の場合、思いっきり無理して(もちろんバランスはとりながら)悲しみと向き合い、思いっきりたくさんの人たちに伝えまくりました。それが良いのか悪いのかは分かりません。でも、それが私のスタイルだったようです。人は、危機に直面して、本性(性格)が現れますね。この一年、私の本性がよく理解できました。私のやり方は、他の人にも勧められる方法かどうかはわかりませんが(多分、個人差が大きいと思います)、精神科医としての経験の幅がずいぶん広がったように思います。

実は、今年いっぱいで勤務している大学を退職し、精神科のクリニックを開業することにしました。以前から将来の夢として抱いていましたが、この1年、空の優子と一緒に熟考して決めました。お薬のみに偏った精神医療ではなく、多少、料金がかかってしまうのですが、十分な時間をかけ、心から納得できるような家族と若者の心の支援を目指そうと思います。この一年は、その準備と、今までの仕事の整理に忙殺されそうです。

来年の3月までは、今までの研究室にいます。また、お目にかかれれば嬉しく思います。

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