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Wednesday, April 7, 2010

二人称の死から、一人称の生へ

友人のダンナががんの末期らしい。つい最近わかって、緊急入院したんだって。
僕と同じ年代。知人は淡々と語るが、心中は痛いほどわかる。

別の友人は、パートナーの突然の死に直面し、悲しみを乗り越えた後、こう語っている。

時はたくさん残されていると信じることが、何とあてにならないかを思い知らされて、今ここに与えられている現在が、かけがえなく大切であることに目が開かれた。人生の時は有限で、いつ自分に死が訪れるかわからない。だからいつが終わりでもいいように生きるのが本当なのだ。もっと先になったらやろうと、先のばしすることはやめよう。外からの基準や人からの評価など、どうでもよいものに動かされないようにしようと思うようになった。

同感!
というか、僕のこれが小さい時からのポリシーそのものだ。
小学1年生のとき祖母を亡くし、死の恐怖と闘ってきて、今を思いっきり生きるしかない。ずっとそうやって生きてきた。
今回、優子の死を経験し、改めてその思いを再認識した。
もう、先のばしすることはない。

I know what I must do.
No one can stop what I must do.
(from Miss Saigon)

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