Send your message to lettertoyuko@gmail.com


Wednesday, October 5, 2011

2年9ヶ月:人と関わる喜び vs. 不安

土曜日は大学時代の悪友ふたりが夫婦同伴で広尾を訪ねてきてくれ、近くの隠れ家すし屋に繰り出した。こいつらと飲むと、必ず後半には前後不覚に陥るんだよね。なんとか覚えてはいるけど。
日曜日は保育園のパパママたちが無理せず適当に作った料理を持ち寄りプチ・パーティー。子どもたちは高校生・中学生だもんなあ。子どもはどんどん成長して、大人はどんどん老けていく。
人と関わる喜び。久しぶりの仲間たちと交流して安心する。

人と関わる不安
昼間はカウンセリングしてた。クライエントさんたちは、不安と緊張感を抱えてやってくる。
うまく話せるだろうか。ちゃんとわかってくれるだろうか。言いたいことが伝わるだろうか。
先生は怒らないだろうか、叱らないだろうか。良いアドバイスくれるだろうか。
初対面だったら、そんなことわからないもんなぁ。
クライエントは、普段の生活の中で人と関わる不安を抱えて、カウンセリングにやってくる。そして、カウンセラーと関わる不安を抱く。
それじゃあ悪循環なんだよなあ。
子どもがうまく人と関われず、ひきこもってしまう。
親は、そういう子どもとどう関わってよいかわからない。親子関係に自信を持てない。
子どもの将来に不安を抱く。
子どもの問題をどうしよう?夫婦で意見が合わない。うまく話し合えない。それ以上つっこむとキレるから突っ込まない。パートナーに関わる不安、自信を持てない
子どもにどう接したら良いのだろう?子どもの頃の親の記憶が蘇ってくる。近くに、あるいは天国にいる親とうまく向き合えない。老親に関わる不安
これらはすべて連関している。ひとつの関係性の中で生まれた不安が、他の人に関わる不安に波及してしまう。それじゃあ辛いよ。

このセットをどこかでひっくり返すことはできないだろうか。
人と関わる不安・辛さから、安心・喜びへの転換。
まず、カウンセラーとの関係の中で、それをやってみよう。
たくさんの不安を持ち込んできたクライエントさんとの関わりの中に安心・喜びを生み出す。
えっ、そんな体験は初めてなの?
そうかもしれない。今まで関わってきた人たちとの関係性を振り返ってみると、そのことが改めて見えてくる。ショックだった?でも、みんなそうなんだよね。あなただけではない。

そうじゃないよ。人と関わるのは安心するよ、楽しいよ。
まず、カウンセリングの中でそれを産み出し、徐々にまわりの世界に広げていく。
それがバケツリレーでパートナーや子どもに伝わっていく。
人と関わるって、簡単そうで難しい
喜びと苦しみが混在している。
でも、ホントは難しそうで簡単なのかもしれない。

じゃあ、カウンセラーさんはどうなのよ?
結局、カウンセラー自身の体験が、クライエントさんにも伝わっちゃうんだよね。

No comments:

Post a Comment