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Saturday, November 19, 2011

「あまりにも早すぎる」死

訃報が続けて入ってきた。
学会の評議員仲間のAさん。47歳。
大学クラブ後輩のBさん。43歳。
Aさんは学会で長く知っていて、一緒に議論したりもしたが、それほど個人的に親しいわけではない。
BさんはMLで流れてきて、顔も知らない。
亡くなりました、葬儀はどこそこですという事実だけ伝えられ、死因は明かされない。
ひょっとして自死???と心配になる。
Aさんはどうもガンだったらしいね。Bさんはわからない。数年前に同じ大学クラブの後輩が急死した時はくも膜下出血だった。自死でなければ安心するというわけではないのだけど。

、、、あまりにも早すぎる。40代ならそういう形容詞がつく。
50代でも十分早すぎる。
40年前に亡くなった祖母はたしか享年55歳だった。そのときは、「早すぎ」たけど、「あまりにも早すぎ」ではなかったような印象だ。でも、オレ、あと1年でその歳なんですけど。
60代もまだ早すぎる?
大学の同僚は、定年退職数ヶ月を残して64歳で亡くなった。退職金をもらえなかったのは早すぎたわけ?
優子の父親は69歳だった。退職後なら、まだ許されるわけ?
70代に入れば、「早すぎる」という形容詞はいらなくなるのかな。亡くなることが許容される歳なの?
80代以降は天寿を全うしたというか、まわりのひとも落ち着いて悲しみを受け入れられるのだろうか。
90代は、もうおめでたい死?
30代より前は問題外。あってはならない死なのか。想像できない、不条理な死。それを受け入れるという方程式に解が立たない特殊な出来事。
それに比べたら40代はまだ受け入れられる?いや、受け入れられない?
10代のあっぴは、絶対にあってはならない死だった。
40代の優子やAさんやBさんは、あまりにも早すぎるけど、受け入れるしかない死なんだろうか。

でも、何歳だって、死は死だろ!?

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