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Wednesday, July 25, 2012

歯列矯正

30代後半くらいかなあ、新しい先生は引退したおじいちゃん先生にはなかった新しい治療をしてくれる。
こういうやり方だと何年かすると隙間が虫歯になって削らなくちゃならないんですよ。新しい〇〇というやり方が良いのです。ホントは歯列矯正した方が一番良いのですが。。。
えっ、だって矯正って子どもがするものじゃないんですか?
今、人生80年ですからねえ。あと30年生きるとしても、歯の健康は大切ですよ。今のご高齢の方は入れ歯でしょ。そうなるとホントに可哀そうですよ。

30年ねえ。あとそんなに生きるんだ。平均値をとれば。
まあ、それくらい生きたいつもりではいるのだけど。
人生の後半、下り坂といったって、ただ高度を下げ、出力を徐々に落としていけばよいわけではなさそうだ。50代のオジサンが歯列矯正して残りの生活の健康を積極的に作り出していくわけね。たしかに想像はつく。美味しいものをおいしく食べられない人生がどんなに味気ないかは。

自分でわかっていないくせに、人には言うんだよね、人生は三期制だって。
第一期はひとりの時期。自分のことを考えていればよかった。
第二期は子育て期。子どもを産み育て、他者のために生きなければならない。
第三期は子育て以降。昔は短かったけど、今は3-40年あるからね。どうやって幸せに生きますか?
これは思春期の子どもをいつまでも心配し続ける親へのメッセージなんだ。第二期には子どもへの心配が大切な役割だけど、子どもが親離れするには親自身の子離れ、つまり人生第三期に切り替わる感覚が大切なんだと。

そうやって偉そうなことを言っている自分はどうなわけ?
子育て的には移行しつつあるものの、下は中学生だろ。まだ第二期の仕事も残っている。
仕事的には第三期だな。早期退職はリタイアではない。新しい仕事への移行だ。まだ坂は降りていない。
Partnership的にはどうなの?
普通、第二期⇒第三期への移行はprimary relationshipを親子関係から夫婦関係に移行させるイメージなんだけど。
パートナーがいて、子どもたちがすんなり成長してくれれば、こんなこと考えなくて済む。

この3年間、いったん立ち止まり、残りの人生をあれこれイメージする日々。

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