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Tuesday, April 5, 2011

サクラまずしい旅に出る

祐馬

ある所にサクラとハクという文鳥が住んでいたのでした。サクラはいつもいつもとても可愛がられていました。が、サクラはいつもかまわれて、とても苦しい生活をしていました。サクラはハクちゃんに愛をぶちばけているのにいつも嫌われていました。
ある日サクラは窓を開けたとき、するりと逃げ出してしまいました。かい主の女の子はとてもあせって、すぐ探しに行きました。とんでる時しわのスズメが来て
「やあ、あなたはいつもエサをくれるサクラさんではありませんか。いつもお世話になっております。でもどうしてこのような所にいらっしゃるんですか。」
さくらは、「ぼく家出したんだ。でも行くところがなくて困っているんです。どこかいいところはありませんか。」
「それなら家にお泊りください。」
「ほんとですか!」
「はい、せまくるしいところですが、よかったらどうぞ。」
「ありがとうございます。とてもうれしいです。」
といって、サクラはスズメの家に行きました。

「おかえりなさい、おとうさん!」
と3羽の小鳥たちが迎えてくれました。
「おかえりなさい。あら、きょうはお客さまがいるので?」
「ああ、いつもエサをくれるサクラさんだよ。家出したらしいよ。」
「まあ、いつもありがとうございます。むさくるしいところですがどうぞ。」

晩ごはんです。
「さあごはんですよ。」
といって葉の上に大きなみみずを1つのせました。
「サクラさん、どうぞ。」
さくらは、「ギョエ!」といって、えんりょしました。サクラはいつもこんなの食べません。サクラは寝るとき、とてもおなかがへって、あまり寝られませんでした。

翌朝、「今日は、紹介したい仲間がたくさんいるんでね。」
と言って、鳥っ子ひろばへ行きました。
「みんな!来て!これがいつもエサをくれるサクラさんだ!」
みんなは、「まあ、いつもありがとうございます。」
そして、「これがおチュンさん、これがチュンキチさん、これがチュンペイさん、これがチュンおばあちゃま、そしてこれがきのう来たんですよ。この人はカナダから飛んできたんですよ。この人は
かもめのキャシイちゃんだよ。」

サクラはびっくりしました。みるものみるもの、ぜんぶ新しいものでした。サクラはかえりたいと思いました。
「ああ、ぼくはなんてわがままを・・・」
そして、「よし、かえろう!」
サクラは、「スズメさん、ありがとうございました。わたしかえります!」
「ああ、そうか。お元気で!」
サクラは佐伯えいよう学校からまっすぐ飛んでかえってきました。

女の子は泣きべそをかいていて、サクラがかえると、
「サクラ!どこへ行ってたのよ!よかった。ハクちゃんもパパもママも心配していたのでよかったね。」
と言って、サクラはとても喜んでいました。

めでたし、めでたし。

祐馬、懐かしいの見つけたね。これ、何年生の時だっけ?ママがジュネーブに出張した時だから、、、?

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