Send your message to lettertoyuko@gmail.com


Friday, January 3, 2014

5年目

長野駅から野沢に向かう急行バスの中で書いている。あまり書く気分じゃないのだけど、今しか書くヒマないんだもの。仕方がない。
あと1時間して野沢温泉に着いたら友だち家族と合流して、まる一日滑って、夜はワイワイみんなで飲んで食って、6日までその繰り返し。

はっきり言って、もう優子のことなんかどうでもいいんだ、、、と思いたい。
ちょうど五年前も家族スキーだった。今回はじんは受験生で家に残し、祐馬と二人でやって来た。あれ以来、優子を亡くした万座温泉には行ってない。行っても構わないけど敢えて行こうとはしない。でもスキーはガンガン行ってるよ。今シーズンも3回は行く予定だ。パウダー用のファットロッカーの板も新調した。そうだよ、前向きだよ!前傾姿勢をとらないとスキーはコントロールを失うんだ。子どもたちも仕事もどんどん前に進んでいってしまう。心も前に持っていかないと生活から取り残されてしまう。
ホントは5年前の心のままで留まっていたいのかもしれない。その方が楽でしょ!前になんか進めたくない。

いや、俺の場合はそうではない。前に行かなきゃ気が済まないんだ。優子がいた時だってそうだったよな。ひとつの所に留まることができないタチなんだ。
その一方で、留まりたい、進めたくない自分もいる。敢えてそんなこと確認しなくたって、ずっとそこにいるでしょ!
もうすぐバスは着いてしまう。忙しくしたい、身体と心を取り敢えず何かで満たしておきたい自分と、空っぽにして残っていたい自分がいる。
でも、今のところはそんなこと言ってられない。体力と社会的役割が落ちてくれれば少しはのんびりするだろうけど、今はそんなヒマはない。焦燥しているわけでもない。
この気持ちは1年経っても、5年経っても、10年も経っても多分変わらないだろう。このままでいたい。

ダメだなぁ、ぜんぜん書く気分じゃない。無理やり書いてる感じだ。

Tiki from iPhone

No comments:

Post a Comment