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Monday, October 9, 2017

母の終焉日記2

今の気持ちは、人生でそう度々経験するものでもないから、記録しておこう。

・10月7日のお昼に永眠。前から登録しておいた葬儀屋に迎えに来てもらい、安置所に保管。
・10月8日。夕方、子ども孫たち6名での家族葬。夜は子ども二人が母の体と同じ場所で夜を共にする。
・10月9日。優子と同じ臨海斎場で荼毘に付し、無言の帰宅。

いやあ、お疲れ様でした!

・記録を思いついたのは、母の日記を読んで。10年、いや20年以上前から毎日、日記をつけているんだよね。10年日記帳とか、10年間の同じ月日が一つのページに連なっている。しかも、それが空きがない。すごい根性だよ。これを引き継ぐか?僕がやるとしたらデジタルのライフログか。でも、無理だろうなぁ。
・優子、父親に続き3回目で慣れてはきたが、心情的にはとてもdemandingだ。いろいろな気持ちが錯綜する。
・僕にとっての大切な人を喪失するというのは、大きなショックだ。自分の大切なものを失う喪失体験。
・トラウマ(心的外傷)でもある。「死」に直面するのは辛い。生きているものの命が失われるショック。動物だって、生き物ならなんでもそうだけど。冷たくなっていくショック。お釜から出てきて、それまで存在していたものが消えるショック。ドキドキするよ。辛いよ。
・しかし、愛着喪失体験ではないんだ。ここの心情を説明するあたりが難しい。後でゆっくり解題しよう。
・負担の軽減。今まで気にかけて、心配して、四方八方手を尽くして病院に施設に行き、医療・介護のスタッフと会い、経済的にも負担だし。そこからの開放感。そして空虚感。ぽっかり穴が開いたような。
・でも、片付け、各種手続き、役所に、銀行に、墓地に、税務署に、いろいろやらなくちゃならない煩雑さ。

などなど。

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