Positive Thinkingなんて言えば聞こえはいいけど、要するにマイナスをマイナスに留めておくことができないんです。
ユングのタイプ論で言えばextrovert(外向タイプ)。悲しみでも何でも負の感情エネルギーを自分の内面に関心を向けたり内にとどめておくことができず、外に向け、他者と関わり、具体的な行動・行為として表現して、外に放出するんです。
内向き・外向き、どちらが好ましいとか、良い方法だとかではないんでしょう。
要は、そのエネルギーがうまくコントロールさているか否かで、善し悪しが決まります。
- うまくコントロールされた内向きのエネルギーは、自分の気持ちを内省し、深く掘り下げ、悟りの境地に向かう。良い本を書けるかも。
- コントロールできず、逸脱した内向きのエネルギーは、気持ちを落ち込ませ、うつ病になり、自分自身を破滅させ、究極的には自死へ向かう。
- うまくコントロールされた外向きのエネルギーは、行動化され、人との関わりの中で発散される。僕の場合、自転車のペダルに向けられたり、父親役としての子どもたちへの関わりや、いろんな人との関わりを求める。それが生産性に繋がればラッキー。
- コントロールできず、逸脱した外向きのエネルギーは、攻撃性としてまわりの人へ投影され、まわりに害を及ぼすような行動となる。
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